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逃げるからツラくなる?“回避行動”より“別の行動”にトライしてみよう

皆さんは認知行動療法という言葉を聞いたことはありますか?

馴染みのない言葉かもしれませんが、アメリカで始まり、最近、日本でも注目を集めているカウンセリング手法・精神療法です。

正確で簡潔な説明をするために、手元にある国語辞典『大辞泉』を開いてみると、認知行動療法とは

 

情緒障害や気分障害などに対する治療技法の1つ。物事を解釈したり理解する仕方を修正する認知療法と、学習理論に基づいて行動を修正する行動療法を統合した療法。他の心理療法よりも比較的短期間で治療効果が認められるとされ、パニック障害強迫性障害摂食障害、不安障害などに効果があるとされる

 

とあります。

 

 

 

 

これだけ読むと「なんだか小難しいし、重度の病気の人向けで、自分には関係なさそうだな」と思うかもしれません。

しかし、健康な人でも、程度の差こそあれ、仕事のプレッシャー・複雑な人間関係・プライベートの諸問題などを抱えているのではないでしょうか。

あるいは日々、同じ仕事の繰り返しだったり、忙しくて気づけば家と職場の往復の毎日で、限られた人間関係の中での生活が続いているかもしれません。そして、そのような人は、いつの間にか偏った物の見方や狭い考え方に陥ってしまうことも少なくありません。

そのような状況で、仕事やプライベートの悩みを解決しようとしても、自分の狭く偏った物の見方・考え方だけではなかなか上手くいかず、悶々とした憂鬱な時間を過ごす人もいるのではないでしょうか。

そんな人には、物事の解釈の仕方、行動を修正する際に、認知行動療法の考え方がとても参考になります。

 

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回避行動”より“別の行動”をしてみましょう!

 

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認知行動療法の考え方の中で、特に一般の人にも有益なのが「“回避行動”より“別の行動”をしてみよう!」というものです。

 

“回避行動”とは読んで字の如く「ある事柄を避ける行動」です。(別名:セルフハンディキャップ

そして“別の行動”とは、「“回避行動”をしなかった時にしていたはずの行動(あるいは、とるべきだった行動)」です。

少し分かりにくいので、日常の具体例を挙げてみましょう。

 

勉強に関して

 

1週間後になんらかのテストが控えていて、勉強をしなければならない状況にあったとします。

この場合の“回避行動”は「勉強から逃げて、テレビを見たりゲームをみたりして、勉強を先延ばしにすること」です。

そしてこの時の“別の行動”は、“回避行動”を取らなかった時に取ったはずの行動なので、「億劫な気持ちはそのままに、取りあえず勉強机に向かうこと」です。

 

結婚式の例

 

もう1つ身近な例を挙げてます。

知人から結婚式の招待を受け、その際にスピーチを頼まれたとします。しかし、大勢の前で喋るのは緊張して苦手だとします。

この場合の“回避行動”は「緊張して怖いから断ること」です。

一方で“別の行動”は「緊張して怖い気持ちもあるけれど『お世話になった知人のためにも自分なりにスピーチをしよう』と依頼を引き受けること」です。

 

そして、この2つの事例に共通するのは、「“回避行動”を取った後は必ず後悔するということ」です。

「できればあの時“別の行動”をしていたら(できたら)どんなに良かっただろう」と後で暗い気持ちになってしまいます。

これを別の言葉で言い換えると、「“回避行動”(の結果)=自分にとっては“軽い”(重要でない)行動」で「“別の行動”(の結果)=自分にとって“重い”(重要な)行動」と言えるでしょう。

 

逃げるから現実に追われる

 

HAPPY EASTER! ^^

 

テスト勉強や結婚式のスピーチ依頼の例に限らず、日常生活で行う全ての行動の際に、「今、自分がしようとしているのは“回避行動”かな?それとも“別の行動”かな?」と考えるのは、自分にとって“重要で”“重い”行動を選択し、達成感を積み重ねていく上でとても有益です。

 

本当のうつ病パニック障害になってしまった方は、無理して“別の行動”を取ると症状が悪化してしまうかもしれませんので、まずは積極的に“回避行動”を取って十分な休息をとることがセオリーです。

そして徐々に“回避行動”を減らして“別の行動”を増やしていくのが通例です。

 

しかし、そうでない一般の方は、「ちょっと面倒で大変だけど、逃げないで“別の行動”を取ってみるか!」と頑張ってみると、結果として、自分にとって“重く”“重要な”行動をするわけですから、達成感が得られ、後悔して落ち込むことも少なくなってきます。

日頃から、「“回避行動”より“別の行動”を!」という考え方を少しだけ意識してみるのをお勧めします。